2025年 | ニュース
環太平洋研究図書館連合年次大会を開催しました
10月29日から2日間、環太平洋研究図書館連合(PRRLA)の年次大会が東北大学百周年記念会館萩ホールを会場に開催され、東北大学附属図書館がホストを務めました。同連合は、アメリカ、中国、韓国、オーストラリアなどから43の大学図書館が加盟し、デジタルアーカイブやAI活用を中心に大学図書館の機能向上に取り組んでいます。
大会は、植木俊哉東北大学附属図書館長の開会あいさつに始まり、「Preserving Culture, Driving Discovery」をテーマに、本学の大隅典子教授による「日本のOAを取り巻く状況について」、慶應義塾大学の須田伸一メディアセンター長による「日本の大学図書館の活動に関する基調講演」など、計19件の発表が行われました。
附属図書館からは2024年に公開した「総合知デジタルアーカイブ:ToUDA」の開発について半澤智絵情報サービス課長から報告を行いました。セッション間に設けた茶道体験や折り紙などのアクティビティは、海外からの参加者に好評を博しました。
附属図書館は来年度もPRRLAの運営委員会に参画し、新規活動であるAI活用やOA推進の特別チームのサポートや、加盟館間の人材交流の実現を通して日本の大学図書館の存在感の向上に貢献していきます。
問い合わせ先
附属図書館国際担当
Email:lib-intl*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)