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冨永総長が日独6大学アライアンス HeKKSaGOn(ヘキサゴン)学長会議に出席しました

日独6大学ネットワーク HeKKSaGOn(ヘキサゴン)の第10回学長会議が、10月30日?31日の2日間、「Transdisciplinary Initiatives and Alliance Building for Global Futures(グローバルな未来のための分野横断的イニシアティブと連携構築)」をテーマに、大阪大学で開催されました。

ヘキサゴンは、ハイデルベルク大学、カールスルーエ工科大学、ゲッティンゲン大学、京都大学、東北大学、大阪大学が加盟するネットワークで、研究者?学生交流や共同研究を推進するため2010年に結成されました。2年に1度、加盟大学の学長が一堂に会し、今後の活動方針等について議論することを目的として学長会議を開催しています。

本学からは、冨永悌二総長、植木俊哉理事?副学長、マリー?ピエール ファーブル副学長に加え、10名の研究者及び2名の学生が参加しました。

1日目には、開会式や基調講演の後、各学長が本会議のテーマである分野横断的研究に関する各大学の取り組み等についてプレゼンテーションを行いました。冨永総長は、日本を代表する物理学者?金属工学者である本多光太郎がドイツ留学を経て功績をあげ、第6代東北大学総長となったことことに触れ、本学とドイツとの間の歴史的な結び付きについて紹介しました。また、研究科の垣根を超えて若手研究者を育成している学際科学フロンティア研究所等、本学における分野横断的研究の促進に関する取り組みについて説明しました。

2日目のプレナリー?セッションでは、ヘキサゴン共同ファンドプロジェクトの中間報告が行われ、本学工学研究科の平田泰久教授が、自身がリーダーを務める高齢化社会に向けたデジタル技術(AIやロボットによるパーソナライズされた支援)に関する研究プロジェクトについて発表しました。また、本学長会議と同時開催された学生ワークショップの成果報告も行われ、分野横断的研究を促進するための斬新なアイデアが学生たちから共有されました。

最後に、自由で開かれた科学に資することや科学技術の倫理的な使用への責任等、ヘキサゴンネットワークが果たすべき役割についてまとめた共同宣言に6大学の学長が署名し、閉会しました。

プレゼンテーションを行う冨永総長|Photo by Naoki Nishimura/AFLO

集合写真|Photo by Naoki Nishimura/AFLO

問い合わせ先

国際企画課国際連携係
TEL:022-217-6182
Email:kokusai-k*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)